徒然草・現代語訳

第二段

原文

いにしへのひじりの御代(ミヨ)の政(マツリゴト)をも忘れ、民の愁(ウレヘ)、
国のそこなはるゝをも知らず、万(ヨロヅ)にきよらを尽していみじと思ひ、
所せきさましたる人こそ、うたて、思ふところなく見ゆれ。

現代語訳

昔からの政治のあり方も忘れて、国民の声もそっちのけで、国の衰退にも気づかず、
予算を使いまくって「俺かっこいいwww」とか思ってるやつがとにかくムカつく。